【札幌観光協会 第2回会員交流事業】 サッポロビール博物館館長と巡る館内視察ツアーとサッポロビール園での会員交流会 実施のご報告(2025年12月3日)
2025年度第2回目の会員交流事業として、12月3日(水)にサッポロビール博物館の館内視察ツアーと、サッポロビール園での会員交流会を開催し、札幌観光協会の会員22名の皆さまにご参加いただきました。
12月中旬に大規模修繕工事の終了を予定しているサッポロビール博物館を、館長に特別にご案内いただき、さらに、通常は一般公開されていないお部屋も会員交流事業限定で特別にご案内いただきました。
その後に実施された、サッポロビール園での交流会では、参加者同士の交流を深める有意義な時間となりました。
<実施内容>
1.サッポロビール博物館 プレミアムツアー
2026年に創業150周年を迎えるサッポロビール。
プレミアムツアーでは、まずプレミアムシアターにてサッポロビールの歴史映像を鑑賞し、その後ガイドの説明に沿って館内の歴史展示品を見学しました。
北海道遺産にも指定されている博物館の建物や、2003年まで実際に仕込みに使用されていた高さ約10メートルの煮沸釜の紹介など、貴重なお話が盛りだくさんで、札幌を代表する観光スポットであるサッポロビール博物館について、参加者は改めて理解を深めることができました。
また、ツアーの最後には、創業当時の味である「復刻札幌製麦酒」と現代の生ビール「黒ラベル」の飲み比べも楽しみました。より美味しく飲むことができる「3度注ぎ」の方法も教えていただきました。
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◆サッポロビール博物館 営業時間
博物館見学スペース 11時00分~18時00分(最終入館17時30分)
スターホール(有料試飲)11時00分~18時30分(ラストオーダー18時00分)
ミュージアムショップ 11時00分~19時30分
詳しくはこちら
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2.貴賓室 紹介
(案内:サッポロビール博物館館長 半田 輝雄様)
館長の半田様より、普段は一般公開されていない貴賓室を案内いただきました。

開拓使が北海道内で行った約40の事業のうち、ビール製造事業はその一つでした。北海道の気候がビール製造に適していたこともあり、この事業は大きく発展しました。なお、当時開拓使が手掛けた事業の中で、現在も継続しているのはビール事業のみだそうです。
貴賓室には、ビール事業の成果をご覧になるために来札された明治天皇がお使いになった品々や、サッポロビールのシンボルである星印が施された備品などが展示されていました。
また、サッポロビールの前身である「開拓使麦酒醸造所」にまつわる歴史や、ビール事業が札幌のどの場所で行われていたのか、さらに星印のシンボルに込められた意味などについて、館長から直接お話を伺うことができました。特別な場所で貴重なお話を聞けたことは、参加者の皆さまにとっても非常に充実した時間となりました。
3.交流会
サッポロビール博物館に併設されているサッポロビール園にて交流会を開催しました。
美味しいジンギスカンとビールを楽しみながら、どのテーブルもとても盛り上がりをみせていました。
サッポロビールの歴史について学んだ後のビールは格別に美味しく感じられたにではないでしょうか。
交流会も回を重ねるごとに、継続してご参加くださる方が増え、会員同士の結びつきが一層強まっております。
また、参加経験のある方が新規参加者の方を温かく迎え入れてくださる場面もあり、会の雰囲気はこれまで以上に盛り上がりを見せておりました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
当協会では、今後も会員の皆さまにとって有益な情報を提供するとともに、会員同士のつながりを深めるため、さまざまなセミナーや交流会を開催してまいります。
交流会は毎回ご好評をいただいており、会員同士の新たなつながりを生み出す機会となれば幸いです。
会員企業の皆さまの事業発展に貢献できるよう、今後も引き続き努めてまいります。







